こんにちは。Compass Storyです。
海外で暮らしてみたい。海外で働いてみたい。いつか海外を拠点にビジネスをしたい。
そう考えていても、「実際に海外へ行ったら、どのように生活すればいいのか」「現地で困ったときはどうすればいいのか」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
私自身、これまでオーストラリアで4年間の留学、シンガポールで3年間の就労、ベトナムで1年半ほどの就労を経験してきました。最初に海外へ出たのは19歳のときです。当時は「長期的に海外で暮らしてみたい」「海外の大学へ進学したい」という思いがあり、まずは現地へ行ってから考えるというスタンスで海外生活を始めました。
一方で、現在30歳になった今、もしこれから新たに海外へ移住するとしたら、当時とは異なり、より入念に計画を立ててから行動すると思います。海外移住に向けたアプローチは、人それぞれです。まず行動してから考える人もいれば、事前に情報を集め、綿密な計画を立てる人もいます。どちらが正解というわけではありません。
ただ、海外で生活していると、日本とは異なる環境や文化の中で、想定していなかった問題に直面することがあります。
そうしたときに重要なのは、環境の変化に柔軟に対応しながら、自分に合った方法を探し続けることです。
今回はこれまでの海外生活を通じて感じた、海外で新たな挑戦を始める際に大切だと考える3つのポイントをご紹介します。
1. 現状の悩みや課題に率直に向き合う
海外に行けば、すべてが自然にうまくいくわけではありません。
留学、就職、起業など、海外へ行く目的は人によって異なりますが、現地に到着してから「思っていたより難しい」と感じることもあります。
私自身、最初のオーストラリア留学では、1年間シドニーにあるEF Sydneyという語学学校に通いました。目的は、オーストラリアの大学へ進学するために必要な英語力を身につけることでした。
しかし、留学開始から半年ほど経った頃、このままの勉強方法では大学進学が難しいのではないかと感じるようになりました。
英語の勉強自体は真面目に取り組んでいましたが、振り返ってみると、当時の私は「大学に進学したい」と考えているにもかかわらず、現地の大学生とほとんど交流していませんでした。
そこで、実際に大学生と交流することで、大学で必要とされる英語力や勉強方法を知ることができるのではないかと考えました。語学学校から徒歩圏内にあったシドニー大学では、大学内のスポーツやアクティビティの一部が一般の人にも開放されていました。

そこで卓球のサークルに参加し、現地の大学生と交流する機会をつくりました。
実際に大学生と話してみると、大学での勉強内容や生活、必要な英語力など、語学学校では得られなかった情報を知ることができました。
この経験から学んだのは、問題が起きたときに「自分は頑張っているから大丈夫」と考えるだけではなく、今の方法で本当に目的に近づけているのかを見直すことの重要性です。
海外生活で何か問題に直面したときは、まず現状を客観的に見つめ、必要であれば方法を変えてみる。
小さな方向転換が、結果的に大きな変化につながることもあります。
2. 自分に合った場所や環境を探し続ける
海外移住では、最初に選んだ国や街、住む場所が、必ずしも自分に合っているとは限りません。事前にどれだけリサーチしていても、実際に住んでみなければ分からないことはたくさんあります。
私自身も、これまでの海外経験を通じて、さまざまな場所で生活してきました。
オーストラリアへ留学する前には、フィリピンのセブ島へ2週間の語学留学をした経験があります。当時のセブ島は、私にとって治安や街の雰囲気などの面で、長期的に暮らすイメージを持ちにくい環境でした。
その経験があったからこそ、「自分はどのような国や環境で長く暮らしたいのか」を考えるきっかけになりました。
また、ベトナムのハノイで働いていた際にも、途中で住むエリアを変更しました。
最初に住んでいたのは、キンマー(Kim Ma)と呼ばれる日本人街です。日本食レストランやスーパーなどが多く、日本人にとって便利なエリアでした。一方で、周辺では工事が続いており、仕事から帰ってきた後に静かに過ごすには、少し落ち着かないと感じることもありました。
この点については個人の好みや嗜好にもよるため、あくまで一意見という点は予めご了承ください。
そこで、現地の人や周囲の日本人から情報を集めながら、ハノイ市内のさまざまなエリアを実際に見て回りました。
最終的に気に入ったのが、ロンビエンというエリアです。ロンビエンは日本人が多く住むエリアではありませんが、交通量が比較的少なく、静かな環境で暮らすことができました。また、中心部と比べて家賃も抑えられ、より広い住居を選べたことも魅力でした。

海外生活が長くなるほど、「どの国に住むか」だけではなく、「その国のどこで、どのように暮らすか」が重要になります。
もし今の環境が自分に合わないと感じたら、すぐに国を変える必要はありません。
まずは住むエリアを変えてみる。関わる人を変えてみる。働き方を変えてみる。今いる環境の中で、自分に合った場所を探し続けることも、海外生活を充実させるための大切な選択肢です。
3. 日本人と現地の人、両方から情報を集める
海外で生活するうえで、私が特に大切だと感じているのが、日本人と現地の人の両方と関わることです。海外に住んでいる日本人からは、日本人だからこそ分かる現地生活の情報を得ることができます。
一方で、現地の人と交流することで、日本人コミュニティだけでは知ることのできない、よりリアルな現地の情報や文化に触れることができます。
それぞれに異なる視点があるため、両方のコミュニティに関わることで、より多角的に現地を理解できるようになります。
日本人コミュニティから得られること
- 海外で働く日本人の経験やキャリアを知ることができる
- 現地生活で困ったときに相談できる
- 日本とは異なる文化や環境に適応するためのヒントを得られる
- 海外にいながら日本の文化や行事にも触れられる
私自身、シンガポールで働いていた際には、日本人のビジネスコミュニティに参加していました。
そこでは、弁護士や公認会計士などの専門家から、現地で起業している方まで、さまざまな分野で活躍する日本人と知り合うことができました。
異なる業界で働く人との交流は、自分自身の視野を広げるきっかけにもなりました。
現地コミュニティから得られること
- 現地のイベントやコミュニティの情報を得やすい
- 現地ならではの仕事や生活に関する情報を知ることができる
- 文化や習慣をより深く理解できる
- 現地の人との人間関係を築くことができる
シンガポールでは、現地のコミュニティにも積極的に参加しました。そこで出会ったシンガポール人の友人とは定期的に交流するようになり、近隣のジョホールバルへ一緒に旅行することもありました。
海外生活では、日本人コミュニティにいることで得られる安心感も大切です。一方で、現地の人との交流が増えることで、その国への理解がより深まっていきます。
どちらか一方ではなく、「日本人から学ぶ」「現地の人から学ぶ」という両方の視点を持つことが、海外での生活や仕事をより豊かなものにしてくれると感じています。
まとめ
これまでオーストラリア、シンガポール、ベトナムと異なる国で生活してきましたが、海外移住に「これが正解」という方法はないと感じています。
最初から完璧な計画を立てて移住する人もいれば、まず行動してから自分に合った方法を探す人もいます。
大切なのは、現地に到着した後も、自分の状況を見つめ直し、必要に応じて環境や行動を変えていくことです。
海外での挑戦には、予想外の出来事がつきものです。だからこそ、問題が起きたときに立ち止まって考え、自分に合った環境を探し、さまざまな人から情報を集める。
そうした小さな行動の積み重ねが、やがて自分だけの海外生活やキャリアにつながっていくのではないでしょうか。
今後も私の海外経験もシェアしていき、これから新しい世界へ一歩を踏み出そうとしている誰かの、小さなきっかけやヒントになれば嬉しいです。

